PROGRAM

    Time Table

    2019年度夏の学校のプログラム表です。


    Lecturers

    8月27日 (火)

    メインセミナーI

    岩田 想 先生 (京都大学大学院 医学研究科 教授)

    「膜蛋白質の構造生物学とXFELの発展について」
      ~膜タンパク質構造研究:3次元から4次元へ~
    [スタッフからの紹介]
    岩田先生は蛋白質のX線結晶構造解析をご専門とされており、特に構造解析が困難と言われてきた膜蛋白質の構造解析に関する世界的権威です。近年ではXFELを使った構造解析も最前線で取り組んでいらっしゃいます。
    [先生からの一言]
    長らく意気込みを持って講演をしたことがありません(笑)。ただ、学生さんにはごまかしがきかないことはよく知っています。プレゼンテーション後の質問を楽しみにしています。鋭いツッコミを期待しています。
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    メインセミナーII

    寺川 剛 先生 (京都大学 理学研究科 助教)

    「分子動力学シミュレーションと分子実験の連携について」
    [スタッフからの紹介]
    京都大学理学研究科の寺川先生は,DNAカーテンを用いたコンデンシンやヌクレオソームに関する1分子実験と分子動力学 (MD) シミュレーションによる,複数の手法を組み合わせたご研究をなさっております。
    [先生からの一言]
    私自身も学生時代に夏学に参加して、生物物理学への興味を深めました。講演を通して、1人でも多くの方にDNA結合タンパク質の一分子蛍光顕微鏡観察・分子シミュレーション研究に興味を持ってもらえれば幸いです。
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    メインセミナーIII

    白木 賢太郎 先生 (筑波大学大学院 数理物質科学研究科 教授)

    「相分離生物学について」
      ~生物物理学から相分離生物学へ~
    [スタッフからの紹介]
    筑波大学の白木賢太郎先生は蛋白質溶液学、特に凝集形成や可溶化の研究をご専門とされています。近年では世界的に注目を集める「液-液相分離」にも高い関心を寄せられ、国内での先駆者としてご活躍されています。
    [先生からの一言]
    液-液相分離がいま細胞内の物理現象として注目を集めています。相分離メガネをかければ、分子レベルで理解が深まってきたあらゆるテーマが宝の山に見えると思います。
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    8月28日 (水)

    分科セミナーA

    元池 育子 先生 (東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 准教授)

    「生命の適応システムのモデル化について」
    [スタッフからの紹介]
    東北大学の元池育子先生は、以前は細胞の形に着目した信号処理機能についてのご研究を、現在はゲノムや代謝物解析に関するご研究をされています。幅広いご専門から生命情報の本質の探求に挑まれている研究者です。
    [先生からの一言]
    いきものよくできすぎ!へ のフラストレーションにどうやって生物物理で対抗 していくか、を少しでも共有できればうれしいです。よろしくお願いいたします。
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    分科セミナーB

    出口 真次 先生 (大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授)

    「細胞の恒常性と適応の力学」
    [スタッフからの紹介]
    ⼤阪⼤学基礎工学研究科の出⼝真次先⽣は、細胞の力学的恒常性と適応のメカニズムについて力学と分子生物学を併用して研究しています。
    [先生からの一言]
    複雑な生命現象の中から力学の支配的関与を「見つけ」て、生物の「なぜ?」に迫ろうとしています。具体的には「ストレスファイバーはなぜ長いか?」「細胞接着斑はどのように異なる大きさの力を感知するか?」など。
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    分科セミナーC

    宮ノ入 洋平 先生 (大阪大学 蛋白質研究所 准教授)

    「同位体標識法からみたNMRによる蛋白質研究」
      ~高度な安定同位体標識技術と最新のNMR測定法を利用した蛋白質動態構造の解析~
    [スタッフからの紹介]
    大阪大学蛋白質研究所の宮ノ入洋平先生は、高磁場NMR装置を用いて、安定同位体標識技術を駆使することにより、高分子量蛋白質の立体構造決定ならびに蛋白質間相互作用に伴う動態構造の解明を目指している研究者です。
    [先生からの一言]
    溶液NMR法を利用して生体高分子の揺らぎを観察する手法を開発しています。新技術の確立には、新たな視点が必要ですので、多くの方と交流して研究のヒントを得たいと思います。よろしくお願いいたします。
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    分科セミナーD

    谷内江 望 先生 (東京大学 先端科学技術研究センター 准教授)

    「合成生物学とデータマイニングを組み合わせたテクノロジーについて」
      ~DNAレコーディング生物学~
    [スタッフからの紹介]
    谷内江先生はゲノム編集や次世代シーケンス、さらにはデータマイニングといったテクノロジーを使った合成生物学の最前線で研究を行っており、常に新たな生命の視点を切り開き続けていらっしゃいます。
    [先生からの一言]
    生物学においても新しいテクノロジーが新しい発見を牽引してきました。謙虚な姿勢で勉強し、丁寧な頭で緻密に強力なバズーカー砲を作って生物学を思いっきりクラックするということについて皆さんと議論したいです!
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    8月29日 (木)

    基調講演

    永田 和宏 先生 (京都産業大学 生命科学部 教授)

    「生命の見方」
    [スタッフからの一言]
    永田先生は分子シャペロンHSP47をはじめ、数々の蛋白質の発見から現代の生物学において欠かすことのできない細胞内蛋白質の品質管理メカニズムを明らかにしています。また、日本を代表する歌人としても活躍されています。
    [先生からの一言]
    「夏の学校」という場は、単に知識や情報を仕入れるということ以上に、多くの友人や先輩との交流と議論を通じて、研究へのモチベーションを駆動 する場である。いろんな人生や考え方に触れることで、自分の可能性を広げる場にして欲しい。
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